入選作008 将棋世界 平成13年7月号「将棋世界」平成13年7月号[解説](谷川浩司氏) 初手は3三角しかない。同飛に同馬が同玉、4三飛打、2二玉で詰まない、となれば4二飛成も順当である。1三玉と上がられて一瞬不詰と即断しそうになるが、1二とで意外に取りようがない。但し、その前に1四歩が大事。 手順の流れは良いのだが、パンチ力に欠けるのが作者としても不満であろう。 [短評](敬称略) 橋本明「歩の二段活用でYが浮かび上がる」 変化のすべてに1一のと金が役立っている。作り手から見て、こういう駒は本当に愛しい存在なのだ。難しいところは何もない。一筆書きの感触を楽しんでもらえれば、それでいい。 [作意]3三角 同飛 4二飛成 3二飛 3三馬 1三玉 1四歩 同玉 1五歩 1三玉 1二と 同銀 1四歩 同玉 4四龍 1三玉 2四龍 まで17手詰 ジャンル別一覧
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